アメリカで追突事故に巻き込まれる。その時の経験談。

数日前、出勤途中に後ろから車で追突された。

 

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幸い、軽症ですみ、事なきを得たのですが、その時の状況を忘備録として残しておきたいと思います。

 

また、これからアメリカに来られて、アメリカで運転をされる方。

アメリカの車両保険への加入は必須です!

また、ご自分が加入されている車両保険が、カバーしている内容をしっかりと把握し、必要であればカバー内容の追加・変更をされることをお勧めします。

有効期限内の車両保険証と車両登録証は必ず、車の中に保管しておきましょう!

 

また、留学や駐在でアメリカに滞在されている方。

いつどこで、どんな事故に遭遇するかわかりません。

アメリカの医療費はとても高いので、しっかりとした医療保険に加入してから渡米されることを強くお勧めいたします。



それは突然起こった

仕事に行くために、いつもの道をピッツバーグ市内に向けて走行していました。

その日はあいにく、車の渋滞が激しい日でした。

 

Gellinger / Pixabay

 

直線のその道で、全く車が動かなくなり、ブレーキペダルを踏んでいたところで、

ドンッ!

シートベルトはしていたし、両腕はハンドルを握っていたのですが、それでも結構な衝撃だった。

 

一瞬、何!? っと思ったのですが、それと同時に、腰のあたりに重苦感が走る。

追突されたと、しっかり認識をした後、大きなため息をついた。

ちなみに後ろから追突された場合は、”I was rear ended.”と言います。

 

そうこうしているうちに、追突してきた車の運転手(60代のメガネをかけたおじさん)が、私の運転席の窓を叩く。

そして、

”I am sorry. We should move our cars to the side and talk about this.”

アメリカで交通事故にあった時は自分に過失があっても、絶対に “I am sorry.”

と言ってはいけません、又は、そのように指導されます。

ですが、この人は最初に謝りました。

一応、自分の過失は認めているという事でしょうかね。

 

ただ、その “I am sorry.”の言い方がなんともarrogant (傲慢)な感じで、

そこで、プツッっと切れてしまった私。

“Can you call police?” っと、こちらもいささか苛立った声で言うと、

“Your car does not have any damage. We do not need to call police. What we need is move our cars and talk.” とおじさん。

 

ここで、私マジギレで、

“I am calling the police.”

と言って、自分の車の窓を閉める。

*アメリカでは、事故を起こした時に、その後の車両保険の保険料が高くなることがあるので、事故の証拠を残したくないドラーバーや、車両保険に加入していないドラーバーは、警察の介入を阻む場合もあるので、注意が必要です。

 

ここで、大変だったのが、911か119か、すぐに思い出せなかった事。(苦笑)

アメリカに住んで、もう17年は経ちますが、普段はわかっていても、とっさの時にサッと番号が押せなかった自分がいささか頼りない。(苦笑)

 



救急のオペレーターにつながると、事故か火事かをまず最初に聞かれました。

事故である旨を伝えた後の質問は以下のようなものでした。

*事故が起こった場所(住所が分からなかったので、通りの名前と、近くに見えるお店や看板に書かれていることを説明しました。)

*私が電話をかけている電話の番号(私の携帯電話の番号)

*私の名前・生年月日

*事故の確認(単独事故か、他の車や人、建物が関わっているか)

*怪我をしている人がいるか(腰が痛い旨を伝える。生死に関わる怪我ではないことはわかっていたのですが、オペレーターから、けが人のチェックのために、パラメディックが怪我の判定に行くと伝えられる。)

*車に閉じ込められている人がいるか(なし)

*途中で、警察と救急車が現場に向かっている旨を教えてくれました。

*事故の詳しい状況(どういう事故だったかについて聞いていく。これは警察が現場に来るまで、話を繋いでおくという目的が強かったと、私は思いました。)

その後、主人にも電話し状況を説明。

 

 

救急車両の到着と事故処理

まず最初に、救急車が現場に到着。

パラメディックが来て、痛いところはあるか?と質問をした。

腰がちょっと痛いが、命に関わる怪我ではないっ という旨を伝えると、”じゃ、ひどくなってくるようだったら、主治医に連絡して診てもらって。救急病院にも搬送できるけど、その場合、車はトウ(レッカー)されるし、今の状況だと大丈夫そうだから、いいね。”っということで、パラメディックとの会話は終了。

そして、警察の登場。

 

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“Are you hurt?”

ポリスオフィサーからの最初の質問。

腰にマイナーな痛みがあるが、大丈夫(命に関わる怪我ではない)ということ旨を伝える。

次に、事故についての質問。

”What happened?”

渋滞で車が止まっていた状態で、後ろから追突されたと、説明。

”Your driver’s license, car registration, and insurance card, please.”

出た!

このフレーズは、事故にあった時だけではなく、交通違反で捕まった時や、なんらかの理由で、車を運転中に、警察に一時停止を促された時などによく言われる、言わば ”決まり文句”ですね。

Driver’s license:州発行の運転免許証

Car registration:車両検査証・車両登録証

Insurance card :車両保険

っということで、上記の書類をポリスオフィサーに渡す。

その際に、相手方の情報ももらえるようにお願いすると、

”I will give you a police report number later. You can see his information on the document.” っとのこと。

 

ポリスオフィサーが、書類を持って行って手続きしている間に、職場に連絡し、出勤途中に追突されて、仕事に遅れる旨を伝える。

その後、書類の手続きが終わったポリスオフィサーにお願いして、ぶつけられた私の車の後ろを一緒にチェックしてもらう。

私は、この時初めて、追突されてから車の外に出ました。

理由は2つ。

私は、第三者(この場合はポリスオフィサー)を入れて、一緒にチェックしてもらいたかったことと、交通量の多い2車線の道路だったので、外をウロウロしていて、違う事故の原因になることを避けたかったので。

 

ただ、人によっては、追突されてすぐに車外に出て、事故の状況の確認や相手との話し合いをする人もいますし、どれが正解かはよくわかりません。

 

車のチェックを終え、(幸い大きなダメージはなく、車も運転できる状態でした。)ポリスオフィサーから、ポリスリポートの番号をもらい、事故処理が終了。

ぶつかってきた車が先に、事故現場を離れ、私も車を動かすべく準備し、ちょっと深呼吸をして時間を取っていました。

すると、ポリスオフィサーが、”Leave” という意味で、クラクションを鳴らし、急かしている感じだったので、私も事故現場を経ち、近くにあったお店の駐車場に入り、落ち着くまで、少しのあいだ、車を止めました。



今回の追突事故では、相手に過失があったこと、また追突自体はとてもマイナーで、車の修理が必要なく、また車が運転可能で、トウ(レッカー)する必要がなかったこと、自分も、大きな怪我がや重度の症状がなく、ちょっと緊張とストレス、焦りがあった他は、無事だったことも、不幸中の幸いというところでした。

 

事故現場を離れてから職場に着くまで・着いてから

近くのお店の駐車場に車を止めてから、気持ちを落ち着かせつために、深呼吸を繰り返すが、なかなか緊張が解けない自分。

主人に再度連絡し、状況をアップデート、そして車両保険の会社に事故の件を伝えてもらうため、ポリースリポートの番号を伝えました。

2人で、体が大丈夫で良かったっと、話をした後にやっと少しずつ落ち着いてきて、その後、安全に注意しながら無事に職場につき、仕事を始めました。

職場の仲間も、状況を察してくれて、気を使ってくれました。

いい仲間に感謝です。

幸い、大きな怪我もなく済んだのですが、やはり事故の時は緊張していたと思うのですが、落ち着いてきてから、腰の痛みに加え、背中・首・頭への重苦感(ムチ打ちのような症状)がお昼近くになって出てきて、きたので、この時点で主治医に連絡を取る。

 

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しかし、診察時間内に主治医を話すことがかなわず、繋がらなかったので、夕方に、オンコールの先生に連絡し、電話で状況と症状の説明をし、次の日に、主治医に診察してもらうようにというアドバイスを受ける。 また、この時に、次の日の受診の時間までに、症状の悪化があった場合は、ERに行くよう言われました。

 

受診のため、主治医のオフィスへ

翌日、午前中に主治医の診察を受けるための予約が取れ、仕事の時間帯でしたが、中抜け(有給)を使って受診する。

私が現在加入しているアメリカの医療保険は、通常、医師の診察を受ける際には、コペイ(co-pay)と言って、毎回決まった金額を支払う必要があります。しかしながら、今回の受診は追突事故による怪我・症状のためだったので、コペイは不要と受付で言われました。

その代わりに、私が加入している車両保険の番号と、今回の追突事故で車両保険会社の方で作成した、クレームナンバーの提示が必要でした。

主治医のオフィスの受付の人によると、その2つの番号を提示することで、今後、この追突事故によって起こった症状で受診する際には、請求書が私が加入している車両保険会社を通して、相手側の保険からかかった経費が支払われるということらしい。

私が追突された時に、主人が車両保険の会社に連絡した際に、この事故のクレームナンバー(事故のケースナンバーと言った方が、わかりやすいかな?)が、作成されました。

なので、以降、車両保険会社に、今回の追突事故のことで問い合わせをする時は、すべてこのクレームナンバーの提示が必要になり、そのナンバーを提示することで、どの事故について私が話しているかを、車両保険会社の方でも確認しやすいということです。

主治医の診察

受付での手続きに時間がかかりましたが、無事に主治医の診察を受けることができました。

まずはメディカルアシスタントの人が、血圧・体温・脈拍、体重測定を行い、その後、既往歴やお薬の内服状況(必要な場合)、薬や食べ物のアレルギーの有無、お酒とタバコの使用の有無、等の質問をし、コンピューターに入力していきます。

それが終わると、主治医の診察が始まりました。

 

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まずは今回の追突事故の状況説明から始まり、どのような症状がいつ出てきたかの確認、そして症状に伴う先生の診察があり、最後に処方箋を指定した薬局に送ってもらい診察が終了しました。

マイナーな症状で、現在のところレントゲンを撮ったりする必要もなく良かったです。たた、時に、数日経って症状が悪化する時もあるので、その際は再度受診するということで、説明がありました。

普段の日常会話で、英語の不自由はほとんどありませんが、アメリカで受診して、主治医が日本語が使えるというのは、こういう、ちょっとしたニュアンスを伝えたい時にそれができ、また、分かってもらえるので助かります。

 

お薬のピックアップ

指定した薬局から、処方された薬の準備ができたという知らせを受け、ピックアップに向かいます。

お会計は、$16。

ここでは実費で払い、レシートを後ほど提出して、事故の相手側から返金してもらうことが可能です。

また、どのような薬がいつ処方されたかなど、後々の記録となるので、レシートは、しっかりと保存しておきましょう。

 

現在、追突事故から5日目となります。

体のムチ打ち・打ち身のようなだるさはありますが、日常生活は無事にこなせているので、本当に不幸中の幸いでした。

 

皆さんも、車の運転には十分注意してくださいね!

 

また、冒頭でも書きましたが、

アメリカで運転をされる方、アメリカの車両保険への加入は必須です!

また、ご自分が加入されている車両保険が、カバーしている内容をしっかりと把握し、必要であればカバー内容の追加・変更をされることをお勧めします。

有効期限内の車両保険証と車両登録証は必ず、車の中に保管しておきましょう!

 

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