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ハワイでおたふく風邪の感染拡大!予防にはおたふく風邪ワクチンの接種を!

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ハワイでおたふく風邪(医療用語では流行性耳下腺炎)の感染拡大が懸念されています。

ハワイ州保健衛生局のによると、2017年11月2日現在で、ハワイ州全体で、おたふく風邪と確定された患者さんの数は532名になりました。感染は州全体で、現在も拡大しています。

ハワイ州保険衛生局 おたふく風邪調査 2017年11月2日

こちらは、ハワイ州保健衛生局のウエブサイトに掲載されている、おたふく風邪の症状とその予防についてのポスターへのリンクです。

ハワイ州保健衛生局によるおたふく風邪のポスター

 

おたふく風邪って何?!

こちらはおたふく風邪についてのハワイ州、保健衛生局のウエブサイトです。

ハワイ州保険衛生局 ムンプス

おたふく風邪は、英語ではMumps(ムンプスと読みます)と表記されます。

おたふく風邪の原因

おたふく風邪は、ムンプスウイルスの感染により起こります。伝染性の強い疾患で飛沫感染(おたふく風邪の人の咳やくしゃみなど)や接触感染(ムンプスウイルスに汚染されているものを触ったなど)によって感染します。

 

おたふく風邪の症状

  • 片側、又は両側の耳・顎の前の腫れと痛み
  • 発熱
  • 筋肉痛
  • 頭痛
  • 食欲不振
  • 倦怠感   など

おたふく風邪の潜伏期間(ウイルスに感染してから症状が出るまで)は、一般的に16日から18日位ですが、症例のケースによっては感染後、12日目〜25日目頃に出た場合も確認されています。ですので、症状が出た時点で、既に誰かにうつしている危険性が高いです。

小児がかかる病気の代表的なものですが、大人でも感染します。おたふく風邪は症状が比較的マイルドなことが多く、多くの場合数週間で完治します。

しかしながら、稀に重篤な合併症を起こすことがあり、成人の患者さんでその傾向が強いので、注意が必要です。

  • 無菌性髄膜炎
  • 難聴(一過性・永久的)
  • 脳炎
  • 睾丸炎
  • 卵巣炎

おたふく風邪の検査方法

おたふく風邪の診断には、実際の症状や所見、テストの結果によって判断します。テストは口腔内のサンプルをスワブで回収したり、尿検査をする場合もあります。

症状が出た時点で、すぐにかかりつけの医師に相談し、今後の対策を話し合いましょう。

おたふく風邪の治療

おたふく風邪はウイルス感染なので、治療は症状に対する対症療法が主になります。

水分補給、ベッドでの安静、発熱と痛みのコントロールが主になります。

お薬を使う場合には、必ず主治医の先生の診断と処方に従ってください!

おたふく風邪の予防

おたふく風邪の予防接種が有効です。アメリカでは小児期におたふく風邪ワクチンを含んだMMRを2回接種することが推奨されています。

日本ではおたふく風邪ワクチンは現在、任意接種になっています。

ハワイのおたふく風邪感染の状況

 

11月2日付けのハワイ州保健衛生局のウエブサイトによると、おたふく風邪に感染した患者さん532名の内訳は現在のところ、ホノルル(オアフ島)で430名、ハワイ島で56名、カウアイ島で44名、マウイ島で2名となっています。

おたふく風邪感染は子供から大人まで、おたふく風邪の予防接種の有無にかかわらず確認されています。

おたふく風邪と確認された患者さんの60%近くが18歳以上の大人です。

また、おたふく風邪と確認された患者さんのうち、14名の患者さんがおたふく風邪の合併症である睾丸炎(orchitis)や難聴(hearing loss)を併発しています。

 

おたふく風邪の感染拡大を防ぐ取り組み

 

おたふく風邪の予防接種

おたふく風邪の感染拡大を防ぐ為に一番有効な手段は予防接種を受けることです。ハワイ州保健衛生局は、幼児期に定期的に行われている2度のMMRワクチンの他に、追加でMMRワクチンを接種することが勧められています。

患者さんの隔離

また、おたふく風邪と診断された、またはその危険性がある患者さんは、耳下腺炎(耳の下にある唾液腺の腫張)が確認されてから9日間は、他者への感染を避けるため、また体を休めるため、外出を避け安静にしましょう。おたふく風邪はとても感染力が強い病気です。

おたふく風邪に感染した患者さんと接触があった人で、過去に何らかの理由(代表的なものは、医療的、宗教的理由など)から、予防接種を全く受けていない人は、おたふく風邪の患者さんと接触のあった日から12日から25日間の間は、学校・仕事・旅行にはいかないようにしましょう。

 

日常生活での注意

他の病気の予防と共通することが多いですが、頻回の手洗いは必須です。石鹸と温水でしっかりと手を洗いましょう。

また、おたふく風邪に感染している人の使った食器やカップ、スプーンとフォークなどはシェアしないよう気をつけましょう。

くしゃみや咳をするときは袖やティッシュで口と鼻を覆いましょう。

 

おたふく風邪ワクチンの予防接種について

定期的MMRワクチンの予報接種

定期的なMMRワクチンの予防接種のは幼児期に2回することが薦められています。

このうち、最初のMMRワクチンは1歳から1歳3ヶ月頃に、2回目のMMRワクチンは4〜6歳頃に受けましょう。

1957年かそれ以降に生まれた成人は、MMRワクチンを1回は接種しましょう。おたふく風邪に感染するリスクの高い仕事をしている人(医療従事者)や、大学などの人が込み入った環境で生活している人、頻回に海外旅行に行く人は、2回のMMRワクチンを受けることが進められています。

おたふく風邪の流行による追加のMMRワクチン接種

 

1957年かそれ以降に生まれた方々で、過去2回、すでにMMRワクチンを接種している場合で、2回目の予防接種が10年以上前の場合は、追加でもう一つのMMRワクチン接種が進められています。

過去に1度しかMMRワクチンの予防接種を受けていなく、その予防接種が5年以上、経過している場合は、追加でもう一つのMMRワクチン接種が進められています。

1956年かそれ以前に生まれた方は、その当時、ワクチンがなかったので、ほとんどの人がおたふく風邪に感染し、抗体を得たと考えられおり、予防接種のは現時点では推奨されていません。しかし、疑問に思う場合にはかかりつけ医と相談することをお勧めします。

 

余談

こちらの2つの記事は、ハワイ大学に進学する際のMMRワクチンの予防接種の記録の必要性について書いたものです。

おたふく風邪に限定した時期ではないのですが、MMRワクチンの概要と、接種の際の注意事項は参考にしていただけると思うので、ぜひ読んでいただきたいです。

ハワイ留学の際のMMR(麻疹・おたふく風邪・風疹)ワクチンの予防接種の証明書 - アメリカ生活ブログ

ハワイ留学。結核のクリアランスとMMRワクチン予防接種、どっちが先!? - アメリカ生活ブログ

 

また、ハワイに来る際には医療保険に加入は必須です!

ハワイに留学や旅行でいらっしゃる場合には、必ず医療保険に加入してくることをオススメします。それはなぜかというと、アメリカの医療費はとても高額だからです。

”滞在期間が短いから”とか、”私は健康だから大丈夫”っという方もいるかもしれませんが、何かが起こってから、”保険に入っていなかった”では遅いのです。

また、英語が苦手な方は、日本語サポートサービスが無料で付いてくるものをオススメします。

私も留学した時には、留学生用の保険を購入しました。私は健康だったので、留学中の安心を買うっという気持ちで契約し、医療保険を使う予定など全くありませんでした。

しかし、留学中に急性の腹痛で、ERに行くことになりました。保険に入っていなければ、莫大な医療費の支払いをしなければならないところでした。

留学や海外旅行の医療保険は自分の必要なプランが購入できるところであれば、どこでも構いません。しかし、購入前にしっかりと、保険でカバーされる部分とされない部分を数社で比較検討して、ご自分に合ったものを選択・購入していただければと思います。