ハワイ大学留学② MMR(麻疹・おたふく風邪・風疹)ワクチンの証明書

ハワイに留学する際に、ほとんどの学校で必要なMMRワクチンの証明書。

アメリカの学校に留学するにあたり、結核の有無を証明するテスト(TB skin test, QFT, T-Spotなど)とともに必須になっていることがほとんどです。

ハワイ大学のツベルクリン反応テスト(ツ反)の詳細については、こちらを参照してくださいね。

ハワイ州に限らず、MMRワクチンの証明書の提出は、アメリカに留学する予定のある方は、ご自分が希望する留学する予定の学校の必須条件と締切日をを事前に確認し、早めに準備を始めるのがとても大切です。

これらのヘルスクリアランスの条件を満たしていない場合、その後の留学の手続きを進めていく際に、クラスのレジストレーション(登録)等で支障をきたす場合もあるので、注意が必要です!

dfuhlert / Pixabay

MMRワクチンってなに?

アメリカのMMRワクチンとは以下の3つのワクチンが一つになっているものです。

Measles (又はRubeola)→ 麻疹(はしか)

Mumps → 流行性耳下腺炎(おたふく風邪)

Rubella (英語でGerman Measle と言われることもある) → 風疹

英語表記の頭文字をとってMMRワクチンと呼ばれています。

 

日本とアメリカのワクチンの違い

アメリカでは現在、日本のように麻疹、おたふく風邪、風疹のワクチンが個別、又は2種類だけ(麻疹・風疹)がありません。全てMMRです。

ただ、アメリカでもワクチンは日々変化しているので、以前は個別ものもあったようです。

アメリカではMMRワクチンの接種は幼少期に必須の予防接種ですが、日本では麻疹と風疹は必須ですが、おたふく風邪のワクチンは任意です。

詳しくは国立感染症研究所のリンクを参照してください。

日本の定期・任意予防接種のスケジュール

 

ハワイ大学の場合

ハワイ大学のヘルスクリアランスフォームはこちらからダウンロードできます。

http://www.hawaii.edu/shs/downloads/Aloha%20Packet.pdf

この4枚目にMMRワクチンのセクションがあり、ハワイ大学では2回のMMRワクチンの予防接種の記録の提出が義務付けられています。

その中でも細かい条件があり、

・最初のMMRワクチンは生後1年以降に受けていること

・2回目のMMRワクチンは最初のワクチン接種から1ヶ月以上経過して接種していること

これらの条件を満たしていない場合、そのワクチン接種は規定を満たしていないとみなされ、無効になります。

例えば、国によっては、最初のMMRワクチンを、生後6ヶ月で、2回目を4−5歳で摂取する所があります。この場合、この1回目のワクチンは上の規定に沿っていないので、もう一度、MMRワクチンの接種をするか、血液検査で、抗体があるかどうか(検査結果が陽性であることが必須。抗体検査については、この投稿の後ろの方で詳しく書いているので、そちらを参照してください。)を調べる必要があります。

 

日本では、任意のワクチンとなっている、おたふく風邪ワクチン。

もし、おたふく風邪のワクチンを受けていない場合、その接種が必要となります。
アメリカで予防接種を受ける場合は、おたふく風邪単独のワクチンはないのでMMRワクチンになります。

 

幼少の頃に、実際に、麻疹・おたふく風邪・風疹に罹患し、その記録が母子手帳に書かれている場合もあります。

しかし、現在のハワイ大学の規定では、疾患への罹患の記録は、適切な書類として受け付けてもらえません。

そのため、ワクチンの予防接種の証明書の提出、または後に書いてある血液抗体検査で陽性(病気に対して抗体があること)が必要です。

 

日本の予防接種を英訳してもらう時に気をつけたい4つのこと

日本のお医者さんや医療機関で、日本で受けた予防接種の履歴についての英訳をしてもらってもOKです。その際に気をつけたいのは以下の4つ。

ワクチン名の翻訳の間違いがないか

例えばMRワクチンの場合、MとRはなんのワクチンの略なのかの記載が必要。

世界各地から留学生を受け付けるハワイ大学。

ワクチンの種類や表記も、国によって様々です。

なんのワクチンを受けたのか?っということがわかるように、略語ではなく、それぞれのワクチンの名前を書いてもらうことで、混乱を防ぐことができます。

予防接種を受けた日付に間違いがないか

日本は和暦を使いますが、アメリカはすべて西暦で記入されます。

また、日本では、平成00年00月00日というように年・月・日の順番で記載しますが、アメリカでは月・日・年で記載するので、間違えがないように。

可能であれば月を数字ではなくスペルアウトしてもらって、April 10th 2017とかだと、間違いが防げると思います。

自分でも書類の確認をすること!

翻訳された書類を受け取る際に必ず間違いがないか確認し、不明な点は必ず確認し、間違いがある場合は訂正してもらいましょう。

医者だから大丈夫だろう、、、という他人任せではいけません! 間違いがあって困るのはあなたですから!

自分用のコピーを必ずとり保管しておく!

もし可能であれば、原本は自分で保管しコピーを送るようにします。または将来、他の大学などにトランスファーをしたり、大学院に入学する場合に、同様の書類が必要になる場合が多いので、自分用にコピーも取っておきましょう。

 

幼少期に予防接種を受けたが、その記録を紛失した場合は?

なんらかの理由で、昔接種した予防接種の記録がないまたは入手が困難な時は、MMRの血液抗体検査をして抗体があるかを調べます。

英語ではMMR の Antibody titer testと言います。

これは血液検査です。

この方法は、以前にワクチンを確実に受けたことがわかっている、又はその病気にかかったことがあることが条件です(そうでないと体が病気に対して免疫を作り機会がなかったっということなので、テストの結果が陰性になってしまうのでtiter 検査をしても意味がないです。)

ヘルスクリアランスのためには、この血液抗体テストの結果は全て陽性(positive=病気に対しての免疫がある)でなければなりません。

ハワイ大学MMRワクチンと抗体検査の書類はこちらを参照(4ページ目)

血液抗体検査の結果の記載方法ですが、ハワイ大学の所定の様式の所に、検査をした日付とPositive(抗体がある)かNegative (抗体がない)かを囲む欄があるので、そこに記載してもらいます。書類の一番下に検査をした医療従事者の署名が必要ですでの、書類の受け取りの際に必ず確認してください。

また、ごく稀に予防接種を受けていたり、病気に罹っていても抗体検査の結果がボーダーライン(Equivocal)であったり、陰性に出ることがあります。その際は追加でワクチンの接種が必要になります。

 

特殊なケース

宗教的な理由などでワクチンを接種しない場合は、専用の用紙にサインして、提出します。

この場合、レジストレーションはできますが、もしハワイ大学で麻疹、おたふく風邪、風疹の患者さんが出た場合に、免疫がなく感染の恐れがあるので、指示があるまでキャンパスに行くことができません。

こちらが宗教的な理由でMMRワクチン受けない時の用紙はこちら

Religious Exemptions from Immunization

このほか、MMRワクチンに対して重篤なアレルギーがある場合や、医療的に問題がある特殊なケースは、(妊娠中、何かの疾患で治療中、過去に重大な疾患で治療し、生ワクチンが打てない、など)直接、ハワイ大学のヘルスセンターのオフィスに問い合わせをして、必要書類の確認をしましょう。

Good Luck!