ハワイ大学留学③ 結核クリアランスとMMRワクチン接種、どっちが先!?

ハワイ・アメリカ留学の際にほとんどの学校でツベルクリン反応検査(ツ反;TB skin test)と MMR(麻疹・おたふく風邪・風疹)ワクチン接種が義務付けられています。

dfuhlert / Pixabay

 

尚、3/17/2018付で、結核の有無を証明するためのテストとして、TB skin testの他に、血液検査のT-SpotやQFTなども受け付けてもらえるようになっています。

詳しい内容は、以下を参照してください。

ハワイ大学の結核のクリアランスについて

MMRワクチン証明のクリアランスについて

さて、実際にヘルスクリアランスの手続きを始めるにあたって、

”どっちのテストを先にすればいい?”  とか、

”どこでテストを受ければいいの?  っというような疑問が出てくるとおもいます。

そこで、ここでは、ハワイ大学を例にしながら、説明していきたいと思います。

 

TB skin test と MMRワクチン予防接種, どっちが先?

アメリカのMMRワクチン、また日本の麻疹、おたふく風邪、風疹ワクチンは全て生ワクチンです。

生ワクチンはツ反の結果に影響を与える(ツ反の結果が偽陰性になる)ので、生ワクチンを受けた後、1ヶ月以内に受けたツ反は全て無効となり、やり直しになります。

なので、ワクチン接種を最初にした場合、1ヶ月は待たなければツ反ができません。

ツ反を先にすると24−72時間後に判定をします。結果が陰性でも、陽性で胸のレントゲンが必要でも、ツ反の判定が終わった後すぐにワクチンの接種ができます。

血液検査のT-SpotやQFTを結核のクリアランスとして選択した場合、MMRワクチンとの関係性はないので、他の生ワクチンを一ヶ月以内に受けていない場合は、MMRワクチンの接種が可能です。

ただ、女性の場合は例外があるので、必ず読み進めてください。

 

ハワイ大学の場合

期日に余裕を持って行う場合(ご自分が行かれる学部に、特に規定がない場合は、入学から1年以内に行ったツ反や予防接種は受け入れてくれるので)は、ワクチン接種が先でも大丈夫です。

(ただ、医学部や看護学部などの医療系の学部に進学する場合は、ヘルスクリアランスをする期間が指定されており、早くやりすぎると無効になる場合があるので、注意してください。)

日本でワクチン接種を終わらせて、ハワイに着いてからツ反をする場合は、全てのワクチン接種は渡米の1ヶ月以上前に終わらせておくことが大切です。

ツ反はテスト日(Given date) から判定(Reading)まで2−3日で終わるので、ワクチンの1ヶ月と比べて待つ時間が短期間です。なので、時間に余裕がない場合はこちらを先に終わらせるのがいいでしょう。

一つ追加ですが、MMRワクチンは生ワクチンです。生ワクチンは胎児(まだお母さんのお腹の中にる赤ちゃん)に悪影響を及ぼす危険性があるので、女性が接種する場合は生理期間中(妊娠していない)に打つことがほとんどです。また接種後1ヶ月は妊娠しないように気をつけることが大切です。

経口避妊薬やその他の避妊のための手法を用いている場合は、生理期間中でなくてもMMRワクチンを接種できる場合があります。ご自分が行かれるクリニックでどのような規定があるがをよく確認してください。

参考のためにアメリカのCDCのVaccine Information Statement (VIS)のリンクを載せておきます。

MMRワクチン 日本語版

MMRワクチン 英語版

 

どこでする?日本で?それともハワイで?

日本で行う場合

日本でヘルスクリアランスに必要なツ反と予防接種を受けるには、まずアメリカの医療資格を持ったお医者さんや医療従事者を探すところから始めます。

東京周辺にあるクリニック。

広尾インターナショナルクリニック

HIROO INTERNATIONAL CLINIC

プライマリーケア東京クリニック。

Primary Care Tokyo

 

これらの先生方はアメリカの医師免許も持っていらっしゃるので、ハワイ大学のヘルスクリアランスフォームに関するテスト、予防接種、用紙の記入、そして書類にサインをすることができますので、ハワイ大学に書類を提出した際に、有効な書類として受け付けてもらえます。

日本国内のその他の地域にもアメリカの医療資格を持った先生がいらっしゃりますので、お住いのエリアで探してみると良いと思います。

一つ大事なことは、アメリカの医療保持者であるという証明として、アメリカのどの州で医師免許を取得し、現在もその免許のステイタスがActiveであり、州で発行されているライセンス番号を記載しなければならないので、その旨を確認した上で医師を選択するのが重要です。

関東地域で以外で活動しているアメリカの医師免許を所持している先生をご存じでしたら、是非シェアしてくださいね!

ハワイで行う場合

ハワイに来てからする場合には、いくつか選択肢があります。

ハワイ大学のヘルスクリニック。

このクリニックはハワイ大学マノア校の生徒やスタッフのみが使えるクリニックです。これからマノア校に留学予定の人も使えます。

KCCなどコミュニティーカレッジの生徒さん、HELP Program やNICE Programに留学される方も利用できるようですが、マノア校以外の生徒さんはExternal Fee(エキスターナルフィー)を支払う必要があります。

これはマノア校の生徒はHealth Feeを払っていますが、ほかの学校・プログラムの生徒さんは払っていないので、ヘルスクリニックの施設の利用が必要な場合に支払います。料金は変動があるようなので、ご自身で確認をお願いします。

 

予約はいらず、クリニックが空いている時間帯はウォークインできますが、混んでいる場合は待つ場合があります。

クリニックは月曜日から金曜日午前8時から午後4時まで開いています。土日・祝祭日は閉まっています。

 

ツ反テストとその判定、MMRワクチンの予防接種、胸のレントゲンや血液抗体検査のオーダー(採血やレントゲンはほかの施設にになるので、オーダーをもらった後にアラモアナ周辺にある別の施設に行きます。場所は説明してくれます。)も出してくれます。全て英語で対応します。

各サービスについての料金はご自身が行く前に、必ず事前に確認しましょう。

木曜日はツ反の判定のみでツ反を受けることはできません。これはクリニックが週末しまりツ反の判定ができない為です。同様に祝日に当たる場合も日によってツ反テストが行われない場合がありますので、事前の確認が必要です。

ハワイ大学マノア校のウエブのリンクはこちら。

University Health Service Manoa

ハワイで開業されている日本人の先生のクリニック

次のオプションはハワイで開業されている日本人医師のところに行くことです。

日本人でない先生でもいいのですが、日本語で対応してもらえること、また日本のシステムをわかっている医師や看護師さんがいるので、英語に不安がある方などは、なにかと助かります。

ホノルル市内のクリニックをいくつかご紹介。

診療時間、サービスの費用、保険が使えるかどうか、予約が必要かなど、事前に電話で確認すると良いと思います。

聖ルカクリニック

アラモアナにあります。診療科も充実しています。日本語スタッフも常勤しています。

聖ルカ・クリニック

月川クリニック

アラモアナにあります。女医さんです。日本語スタッフも常勤しています。

月川クリニック

ワイキキ緊急医療クリニック

ワイキキにあります。

ワイキキ緊急医療クリニック

ラナキラヘルスセンター(Lanakila Health Center – TBクリアランスのみ)

https://health.hawaii.gov/tb/files/2017/09/TST-Clinic-Schedule-10.11.17.pdf

ハワイ保険衛生局の施設。ツ反と胸のレントゲンをしてくれます。予約は必要ないようですが、検査が必要な人がたくさんいる場合には次の日に回されたりする場合もあるので、午前中、早めに出かけましょう。バスは2番が使えます。

このヘルスセンターのあるエリアは治安があまり良くないので、周りに気をつけて行動すること、華美な服装は避けること、日中早いうちに戻ってこれるように予定を立てることをオススメします。